先日社会保険料関係の改定案内が給与明細を通してやってきました。
「またかっ!」と思いませんか!?ひっそりと少しづつ少しづつ搾取されている感覚です。
私達一般庶民はそんなに余裕ないのに、取られすぎ!
ほんとに困っている人たちのために使ってもらえているのでしょうか?
今後さらなる税金アップ、減税の縮小を企んでおるようです!困ってしまいますね(ToT)
私はおっちゃんなので介護保険料も結構払っています(ToT)
いくらだったかな?3千円/月くらいだったかな?
私は将来できるだけ介護保険のお世話にならないつもりで、最近は食事に気をつけ沢山体を動かすようにしています。
でも正直どうなるかわからないですよね。悪玉コレステロール値も高いし😁
やはり必要なら介護保険に頼るしかありません!
今現在介護が必要な方やこれから必要になりそうな方には少しでも生活を良くするために介護保険サービスを利用してもらいたいものです。
介護サービスの種類
では介護保険で利用できるサービスにはどんなサービスがあるのでしょうか?
大きく分けて2つです。
施設に入る施設サービスと自宅にいながら利用できる居宅サービスです。
ご本人やご家族の生活が少しでも良くなるために利用します。
施設サービス
・特別養護老人ホーム
・介護老人保健施設
などがあります。
介護保険サービスを利用する入所施設は多数ありますが、詳細は
https://www.tyojyu.or.jp/net/kaigo-seido/shisetsu-service/index.htmlやhttps://www.tyojyu.or.jp/net/kaigo-seido/chiiki-service/index.html
を参照していただき、今回は前記2つの介護施設について説明します。
特別養護老人ホーム(特養と呼ばれていることもあります)は、介護を受けながら暮らす住まいです。
終の住まいと行ってもよいかと思います。
一方、介護老人保健施設(老健と呼ばれていることもあります)は自宅へ帰るために介護を受けながらリハビリをする施設です。
現実はそう単純では無いようですが。
特養は利用料金がリーズナブルなため、人気がある施設はかなり待つこともあるようです。
最近は以前より少しは施設が増えたため、それほどでもなくなってきた印象です。
ただ、何人待ちですとか言われても、優先度が高く早めに入所できることもあるので、入所を検討されている方は、施設の人やケアマネージャーの方とよく相談すると良いです。
あと順番なんて誰かが監視しているわけではないのでいい加減な部分もあるのではないか、というのが私の見解です😁
居宅サービスのショートステイ(短期入所)サービスも提供している施設(こういう施設が多いです)であれば、在宅にいるときから時々利用して施設に慣れてくれば順番が早まったりするかもしれません。
これは私の勝手な想像ですが😁
利用料金には双方とも介護サービス費(原則1割負担、世帯の収入によって2割または3割負担の場合もあります。
ちなみに3割負担というのは最近導入された制度です。
いくらお金を持っているからと言って3倍も負担するというのは改悪過ぎ!)。
居住費、食費、その他日常生活費がかかります。
必要に応じて医療費がかかります。
介護度や部屋の種類によっても料金は異なりますが、介護1割負担で概ね合計15万円〜20万円は見ておいたほうが良いでしょう。
また世帯収入が低い(税金を免除される程度の収入)場合は食費や居住費が免除される場合があるので、お住まいの市町村に確認してみましょう!
両施設とも看護師は常駐しています。
医師に関しては、老健には常駐(常勤医師)、特養は常駐していない(非常勤医師)ことがあります。
また、老健にはリハビリ専門職(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士など)がいます。
一方、特養には機能訓練指導員がいます。
施設によっては特養にもリハ専門職が常駐していたり非常勤でいることがあります。
終の住まいだからこそ、専門職の方にケアしてもらいたいものです。
念の為、施設見学の際などに医師と看護師は常駐しているか?
リハビリの専門職はどんな資格をもった人が何人いるか?介護職員の体制は(日中、夜間)?
1日の生活のながれ、起床から就寝までを具体的に説明してもらうと生活のイメージができると思います。
食事は何時からどこで食べるのか?入浴は週何回、どんな浴槽か?
レクリエーションや運動(リハビリ)の頻度、時間帯は?などなど。
私は個人的に一定の活動量のある(毎日体や頭を使う時間が確保されている)施設をお勧めしたいです。
少し話は逸れますが介護老人保健施設にはリハビリをして自宅へ帰る目的がありますが、実際は自宅での生活が難しい場合の方は特養施設への前段階として利用される方もいらっしゃるようです。
あと、病気や怪我をして間もない方はすぐに自宅で自立した生活を送ることが難しいと思います。
そういう方は老健へ移るのではなく回復期リハビリテーション病棟https://kaifukuki.doctorsfile.jp/ward/へ移り、より手厚いリハビリを受けた方が良いと思います。
脳梗塞(片麻痺)や大腿骨頸部骨折などでやむなく入院された方は、できるだけ早く回復期病院を探しておくと良いでしょう!
病院の相談員さんが探してくれることが多いですが、ご家族やご自身でも調べておくことをお勧めします。
居宅サービス
・デイサービス(通所介護)
・デイケア(通所リハ)
・ショートステイ
・訪問リハビリテーション
・訪問看護
・訪問介護
・訪問入浴
・福祉用具
などがあります。 詳細は以下をご参照下さい。
https://www.tyojyu.or.jp/net/kaigo-seido/kaigo-service/index.html
担当のケアマネージャーさんが必要に応じて提案してくれます。
ご本人やご家族の希望があればそれをケアマネージャーさんへ伝えてサービスを利用することもできます。
介護度によって利用できる限度額が決まっているので、その範囲内で利用されることが多いと思います。
そもそも限度額を超えるサービスが必要ということは介護度がもっと重たい可能性があるので、そこはケアマネージャーさんと相談してみて下さい。
介護保険証が満期を迎える前にお住まいの役所へ介護度の区分変更申請ができます。
デイサービスやデイケア、ショートステイは出かけて利用するサービスです。送迎がついています。
ご本人の社会参加や運動、生活介護(1日型はお風呂や昼食付き)、介護者の負担軽減の目的で利用されます。
デイサービスは半日型やお泊り機能がついた施設もあります。
デイケアにはリハの専門職がいて運動機能改善を目的としたメニューがあります。
デイケアは老人保健施設に併設していることがほとんどですね。
ただ最近ではデイサービスにもリハ専門職が常駐し、積極的な機能訓練をしてくれるところが多くなった印象です。
施設の雰囲気やサービス内容がとても大事だと思いますので、利用予定の方は利用される前に数施設見学、面談させてもらうと良いでしょう。
やはり人員や1日の流れのなかでどんなふうに過ごすのかを確認して、ご本人の活動量や医療・介護スタッフの人員は十分確保されているかが確認できると良いでしょう!
訪問リハ、訪問看護、訪問介護、訪問入浴は各専門職が自宅へ来てくれて利用できるサービスです。
看護師さんは医師と連携して必要な対応をしてくれるので心強いです。
訪問リハでは目的に応じて一緒に外を歩いたり、日常生活に必要な動作や筋肉を鍛えてくれます。
訪問介護はヘルパーさんが必要な時間に家に来てくれて食事や入浴、着替え、排泄の介助を行ってくれます。
また1人暮らしや日中1人になってしまう場合には、買い物や調理などの生活援助サービスも利用できます。
訪問入浴はなんと浴槽も持ってきてくれます!ご本人が過ごされているベッド脇などで入浴できます。
介護スタッフ3人〜4人、看護師さんも同行するので安心して入浴できます♨
福祉用具には介護ベッドや車椅子、歩行器など様々です。
玄関やトイレの便器脇、廊下などに設置できる手すりのレンタルもあります。
病気や骨折などで入院、治療しても後遺症が残ってしまった場合などは、こういった福祉用具で生活環境を整えてあげることが、ご本人の自立した生活へ繋がりやすいです。
自宅退院される場合には事前に病院のリハ専門職やケアマネージャーさんが決まっていたらケアマネージャーさんと福祉用具屋さんにも同行してもらい、ご自宅の環境や必要な福祉用具を提案してもらうと良いでしょう!
生活環境に関連して工事で住宅改修される場合も20万円まで介護保険が利用可能です。
また水物の福祉用具(シャワーチェアーやポータブルトイレなど)は使い回しができないため購入になります。
こちらも10万円まで介護保険が利用できるので便利です。
まとめ
以上、施設サービスと居宅サービスについて説明してきました。
介護保険サービスはご本人やご家族にとって、とても重宝するサービスだと思います。
ただし施設サービス(入所や通所)を利用される場合、施設によってサービス内容や人員配置、雰囲気が異なります。
ケアマネージャーさんを通じて、必ず事前確認(できれば見学や面談)をした方が良いと思います。